人物紹介

元JAXA宇宙飛行士山崎 直子

地球の外から見た地球 宇宙・人・夢・をつなぐ

 今年で第5回目となるアースデイ飛騨高山。毎年、私たちに新たな気付きを与えて下さるゲストをお招きしていますが、今年は宇宙飛行士の山崎直子さんが高山に来て下さいます。
山崎さんは、2010年、日本人として八人目、女性としては二人目の宇宙飛行士となり、エンジニアとして国際宇宙ステーションの組立てミッションに従事。
宇宙船内で着物を着用し、日本舞踊を披露したことでも世界的に話題となりました。
幼い頃は教師になるのが夢だったという山崎さんが宇宙開発に関心を持ったきっかけは、中学校3年生のときに見たスペースシャトル チャレンジャー号の打ち上げ失敗事故でした。
“宇宙から地球に向けて中継で授業をする”という夢を抱いて搭乗していたアメリカ人教師。大空に散ってしまった彼女の夢を知ったとき、それは山崎さんの夢となったのだといいます。
その後、山崎さんは東京大学大学院を卒業、旧・宇宙開発事業団(現・JAXA)に入社し、1999年に宇宙飛行士候補生者に認定。数々の過酷な訓練や、資格試験をクリアして実際にスペースシャトルに搭乗したのは11年後でした。
「宇宙では、身体的な感覚だけでなく、物事を見る視点も変わり、地球上の問題や本当に大切なことが何なのかがわかりやすくなりました。そして、無重力の世界から重力の働いている地上に戻ったときに感じる重さは想像以上で、紙一枚がとても重く、頭が漬け物石のように感じました。また、地上に吹く風や緑の香りが体全体で感じられて新鮮でもありました。」と話されている山崎さん。
魚に水が見えないように、鳥に空気が見えないように、もしかしたら地球に住む私たちには地球が見えていないのかも知れません。
地球を感じ、考えるきっかけになるようにと開催するアースデーですが、実際に地球の外から見た地球の輝きや新たな視点からの地球を知ることで、大切なことが思い出される時間となりそうです。
また、当日は、スペースシャトルの打ち上げ責任者や、宇宙飛行士募集選抜試験の責任者を歴任された寺門邦次さんのお話しや、「音楽で地球を丸ごと包みたい」というビジョンのもとに世界的に活躍されているシンセサイザー奏者 キム・シンさんの演奏、そして飛騨高山が宇宙に輝く壮大なイベントも企画しています。どうぞご期待下さい。

山崎 直子(やまざき なおこ)
1970年
千葉県松戸市 生まれ
松戸市相模台小学校、松戸市立第一中学校卒業
1989年3月
国立お茶の水女子大学付属高等学校卒業
1993年3月
東京大学工学部航空学科卒業
1994年ー1995年
ロータリー国際親善奨学生として米国メリーランド大学留学
1996年3月
東京大学大学院航空宇宙工学専攻 修士課程修了
1996年4月
旧・宇宙開発事業団、現・宇宙航空研究開発機構
(JAXA)に入社
1999年2月10日
国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士候補者として選定
2001年9月26日
国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士として認定
2004年5月
ソユーズ宇宙船フライトエンジニア(運航技術者)の資格を取得
2006年2月
スペースシャトル搭乗運用技術者(MS)資格を取得
2010年4月
スペースシャトル・ディスカバリー号に、ミッションスペシャリストとして搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)組み立てミッションSTS-131(19A)に従事。
2010年7月2日
千葉県松戸市名誉市民の称号授与
2010年7月6日
千葉県民栄誉賞授与
2010年8月23日
ロレアル・ユネスコ女性科学者 日本奨励賞特別賞 受賞
2010年10月1日
金沢市キゴ山天体観察センター名誉館長就任
2010年11月29日
千葉県千葉市科学アドバイザー就任(任期2年間)
2011年8月31日
JAXA退職
2011年9月1日
全国珠算教育連盟名誉会長
2012年4月1日
立命館大学客員教授
2012年7月31日
宇宙政策委員就任
日本宇宙少年団(YAC)アドバーザー就任中。
中学・高等学校教員免許(数学)所有。

シンセサイザー奏者キム・シン

音楽で地球を丸ごと包みたい美しき ひとつの地球へ奏でるシンフォニー

 前ページに掲載した、地球から遠く離れた太陽系の小惑星に[hidatakayama(飛驒高山)]という名が付けられたという、ビッグニュース。ご尽力下さった寺門さん、渡辺さんについてはすでにご紹介したとおりですが、実は、この貴重な縁の源をたどった先には、世界的に活躍するシンセサイザー奏者 キム・シンさんの存在がありました。
キム・シンさんは、1994年「音楽で地球を丸ごと包みたい」というヴィジョンを掲げて各地で演奏活動を開始。九八年秋、ニューヨークでのコンサートの折、ケネディ宇宙センターでスペースシャトル・ディスカバリー号の打ち上げに立ち会ったことをきっかけに、宇宙への夢がひろがったキムさんは、その後、宇宙関係の催しに参加するようになります。
日本人宇宙飛行士とも親交が篤く、今年のアースデーでご講演下さる山崎直子さんや、国際宇宙ステーション[きぼう]の船長を務めた若田光一さんが、キムさんのCDを宇宙に持って行ったことから、NASA(アメリカ航空宇宙局)より「宇宙飛行証明書」を受け取られています。
今回、寺門さん、山崎直子さん、渡辺さんへのご縁をつなげて下さったのもキムさんで、小誌編集長 細井がアースデー開催にあたり、キムさんに相談を持ちかけたことがきっかけでした。
キムさんの演奏活動は日本のみならず、アメリカ、ネパール、韓国、タイ、イタリア、ベラルーシなど世界各地に及び、その舞台の多くが、世界平和や災害被災者への慰霊、追悼式典、伊勢神宮への奉納演奏など、祈りを捧げるためのもの。仏教、キリスト教、日本神道など、宗教や信仰の枠を超え[美しき ひとつの地球]に向けて奏でられるそのシンフォニーは、“分離・対立”から“調和・共生”にシフトする新時代の響きと言えます。
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの[おもてなし隊]親善大使にも任命され、ますます世界にひろがるキムさんの音楽。今年のアースデー飛騨高山では、山崎直子さんの講演・命名認定書授与式の後、飛騨から宇宙へ放たれる愛と祈りの演奏を聴かせて下さいます 。

キム・シン
「音楽で地球を丸ごと包みたい」という壮大なスケールを抱き世界的に活躍する作曲家・シンセサイザー奏者。これまで伊勢神宮・高野山・比叡山延暦寺・鎌倉建長寺・「愛・地球博」・平城遷都1300年記念事業での演奏など活躍の場は広い。また、チェルノブイリ原発後20年のベラルーシ共和国4都市の被災地にて演奏。2005年2006年にはスマトラ沖地震・津波の被災地、タイ王国ナムケン村を訪問し音楽で現地の人々を力付ける。阪神大震災・中越地震・東日本大震災復興支援の演奏を現地や仮設住宅に届けるなど、人々の心と身体の平安のためにも活動している。2000年には、CDアルバム『久遠の宇宙』が、そして2009年には国際宇宙ステーション「きぼう」にCD『天鐘』が、若田光一宇宙飛行士と共に乗り宇宙飛行を実現。また、2010年には『ESPERANZA~希望』が山崎直子宇宙飛行士と共に宇宙飛行を実現し、帰還後、NASA より宇宙飛行証明書を贈呈される。2008年、宇宙に浮かぶ小惑星12771 に「Kim Shin」と命名される。2009年11月、20年に一度の伊勢神宮宇治橋渡始式特別奉納。2010年、東久邇宮文化褒賞を拝受。心と身体の平安を願い、音楽で世界中にエールを贈り続け、いのちにそっと寄りそういつくしみの旅は続く… 。

高山少年少女合唱団

夢をつなぐ、いのちの歌声。

 ことし第5回目を迎える《アースデイ飛騨高山》。2日目となる5月二14日に、コンサート&合唱[やさしくてどこか懐かしく、思わず口ずさんでしまう いのちの歌]が開催されます。これは、福岡県出身の合唱曲作曲家 弓削田(ゆげた)健介さんの演奏を中心に、弓削田さん作曲の合唱曲を高山少年少女合唱団のみなさんが共演する、コンサートと合唱のイベントです。
高山少年少女合唱団は現在、小学校1年生から高校3年生までの男女およそ30名が所属しています。練習は毎週土曜日、1年に1度開催される定期演奏会や飛騨合唱祭、さらに、施設訪問での演奏などを行っています。
また、高山市の姉妹都市 アメリカ合衆国コロラド州のデンバー市での演奏のほか、沖縄県宮古島 みやこ少年少女合唱団との交流など、活動の場は飛騨にとどまりません。
「昭和45年に結団し、ことしで45周年となります。中には、小学校1年生で入団し、高校卒業まで続ける団員もいます。遊び盛りの子ども達が毎週土曜日の午後に練習に通ってくる姿にはとても感動します。歌うことが大好きなこの子たちと一緒に活動できることをとてもうれしく思います」と話すのは、ジュニア主任の役田(やくでん)まり子さん。

小学生から高校生まで、環境や年齢が異なる子ども達ですが、上手に付き合って仲良く合唱を楽しむ姿勢が印象的です。
そんな高山少年少女合唱団がアースデイ飛騨高山で披露してくれるのは、『Dream&Dream~夢をつなごう~』と『どんなときも』(作曲 弓削田健介)など計四曲。ふだんはジュニア(小学生)、シニア(中学・高校生)に分かれて練習していますが、今回は一緒に歌います。
「小学校1年生と高校3年生の声は声質もちがい、心の状態もちがうため、合わせていくのはとても難しいです。でも今回は、子ども達の夢や、目標に向かってがんばっていくんだという気持ちや、支えてくれる家族や友達、そして一緒に歌う合唱団の仲間を大切に思う気持ちが伝わればいいなと思っています」と役田さん。
澄み切った歌声と演奏に、耳と心を傾ける。そんな素敵なコンサートになりそうです。

旅する作曲家弓削田 健介

合唱曲で世代をつなぐ
音楽で伝える子どもたちへのメッセージ

 今年のアースデー飛騨高山 2日目となる5月24日に素敵な歌声を届けて下さるのは、旅する合唱曲作曲家 弓削田健介さんです。
教師を志して入学した大学時代、ピアノの授業を通じて音楽に目覚めた弓削田さん。
大学院課程まで修了し教師免許も取得しましたが、教師ではなく音楽家となることを決意します。
「教師として子どもたちに伝えたかったことや共有したかったことを、音楽を通じて実現していきたい」そんな思いからの選択だったと当時を振り返ります。
弓削田さんの夢は、道徳教科書に掲載されている絵本【いのちのまつり】シリーズ(草場一壽 著)のテーマ曲や、聖路加国際病院の日野原重明医師が全国の小中学校で開催している【いのちの授業】の普及ミュージカル曲の作曲を通じて実現し、一昨年にはPTAの全国研究大会からも演奏に招かれました。
やさしくてどこか懐かしく、思わず口ずさんでしまう弓削田さんの曲ですが、合唱曲・唱歌の作曲家となろうと思ったのは、大学時代から続けているホスピス(終末期ケアを行う施設)での演奏活動がひとつのきっかけだったと言います。
「ホスピスで生活しているお年寄りに、『リクエスト曲はありますか?』とたずねると、決まって、“うみ”や“ふるさと”“赤とんぼ”など、古くから親しまれている唱歌の名前があがります。中には認知症が進んだ方もいらっしゃいますが、僕が演奏すると一緒に口ずさんで歌って下さる。人生の晩年期を迎えたお年寄りから、言葉を覚えたばかりの子どもまで、幅広い人にいつまでも歌ってもらえる曲を作りたい。そんな思いで合唱曲作曲家になると決めました」
現在は、全国各地の学校や教育関係の大会、医療・介護の施設、各地のファンが企画するコンサートなど年間150回以上の演奏活動をするかたわら、地元佐賀県では、子どもたちのミュージカル劇団の作曲・演奏を担当している弓削田さん。
アースデーでは特別公演として、この地域の子どもたちで結成する高山少年少女合唱団とのコラボレーションや、いのちのまつりの読み聞かせライブも実現し、あらゆる世代にお楽しみ頂ける音楽会となります

弓削田 健介(ゆげた けんすけ)
放浪の合唱作曲家。全国を旅しながら年間150~200回のコンサート&各地の合唱団に楽曲を提供しているスタイルから「音楽版 山下清」と呼ばれている。
教科書掲載絵本「いのちのまつり」のテーマソングや、全国食育大会ソング「いただきます」、PTA九州ブロック大会テーマソング「たいせつなあなたへ」日野原重明「いのちの授業」普及活動ミュージカル曲など、教育関連の作品多数。
2012年にはTOYOTA「日本を元気にするコレカラパーソン」に選出。ティーンズミュージカルの作曲者としても活躍を続けている。

奥平 亜美衣

“方法”を学ぶ時代から“法則”を活かす時代へ
あなたが本当に幸せになれる方法
喜びいっぱいの人生を創るのはあなたです

 [引き寄せの法則]という言葉が意味する、「夢や願望を具体的に描くことで、それらが現実になっていく」というメソッドは、すでに多くの人が知るところですが、それを効果的に活用している人はそうは多くはないのかも知れません。
アースデー飛騨高山 特別記念講演に登場して下さる奥平亜美衣さんも、ご自身で「引き寄せスパイラル」と名づけた引き寄せの連鎖を経験するまでは、ごくごく普通の会社員であり、主婦であり、母であったといいます。
楽しい日常を送ってはいるものの、心の奥底からのワクワクを忘れたまま生活していたという奥平さん。世界の負の面についての情報や、解決の糸口が見えない戦争、貧困、飢餓といった現状に地球の将来に希望が描けずにいたのだと当時を振り返ります。
そんなある日、たまたま参加した木内鶴彦さん(2012年アースデーに登壇)のイベントで、木内さんが語る社会の未来図を聴いて久々に心のワクワクを感じます。
ワクワクは次なるワクワクを引き寄せ、奥平さんは[引き寄せの法則]という法則に出逢います。それまでは知識で知っていた引き寄せの法則を、実感として知るようになったのでした。
[自分が自分のすべての現実を想像している]と物事をとらえる引き寄せの法則が腑に落ちるにつれ見えてきた、自分なりの答えや考え、実体験をブログに綴るようになると、読者の支持とともに出版社へも評判が伝わり、長年描いていた本を書くという夢や、講演会をしたいという願望までもが実現しました。
「以前の私は、地球以外のどこかに愛の惑星があると信じていたし、宇宙は愛に満ちていると信じていたのに、その宇宙に浮かんでいる地球には愛が足りないと決めつけていました。しかし、地球に愛が足りないと私が感じるのは、私のせいだったのです。私は、自分の人生が喜びにあふれていないのは、政治のせいでも、誰のせいでもなく、自分自身のせいなのだと気付いたのです。引き寄せの法則のイメージとして、欲望や願望実現の手段と捉えている人もいるでしょうが、それはほんの一部の側面でしかありません。幸せや安らぎや楽しさ、豊かさや充実感など、あなたの求めてやまないものは、すべてあなたの中にあります。」引き寄せの法則を活用し、わずか数年の間に人生が大きく変わる経験をされた奥平さんのお話しは、私たちにも実践しやすいものばかりです。

5月23日会場にて最新刊を先行発売!
『引き寄せの教科書』第2弾
『引き寄せの教科書 瞑想CDブック』(仮)

四六判変型 CDブック パートカラー192頁

1,800円+税

ISBN978-4-7825-9003-4
発行/(株)Clover出版 発売/産学社

引き寄せを加速させる「瞑想」を解説する、本書の為にレコーディングされたガムラン3曲を収録!! 一足早い販売。このチャンスにぜひお求めください。

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